2013年5月6日月曜日

立夏 七十二候 5/5〜9 初候 


今日で長かったゴールデンウィークも終わり。お休みはいかがでしたか。
私は「人が動く時には動かない。」が鉄則なので、これと言って特別に話すこともなく…。
さて、昨日、平成25年55日はトリブルラッキーデー。って、おわかりになりますか。
もちろん、暦の上でですが、「端午の節句」「二十四節気・立夏」「七十二候・初候」と3つ重なった日でした。今年は、縁起のいい「節句」と「節気」が同日だったので、なんかいいことありそうな…でした。
「端午の節句」と言えば、柏餅やちまきを頂き、菖蒲湯に入ると言う風習があります。「菖蒲」は邪気を払う薬草とされているので、湯に入れ体調を整えるという言い伝えとともに、「勝負」という言葉と掛けることで、強い「男子」の節句とも言われています。 
関西では、一昨日あたりから、やっと昼間20度以上となり、暦通り「立夏」を感じることができましたが、冷え込みがなかなか抜けない「穀雨」季間となってしまいました。といっても、どんどんと暦は夏が近づいてきます。
この時季の七十二候 立夏の初候は
「蛙始めて鳴く」(かわず はじめてなく)
夏の気配が感じられる頃、そろそろ雨の季節を予感させるような候となります。
この候は中国版も、日本版も同じ、「カエルの鳴き声」となっており、雄のカエルが求愛のため、夏らしい鳴き声を上げ始める季節と言われています。
早春の「うぐいす」同様、季節を代表する生き物で、だんだんと鳴き方も上手にというか、うるさくなってくるようなので、ぜひ聞き入ってみたいものですね…。

日本人は、カエルの鳴声を聞くのが好きなようで、昔から大変好まれます。特に、声のいいカジカガエルやアマガエルがいいようですね。ただ、このカエル好きは米作りとつながりが深く、雨を予測する生き物と考えられていたようです。
こんなところにも、日本人の農事、特に米作りへの鋭い感覚は研ぎすまされているようです。
この休みが終われば、しばらく、祝祭日はなく、夏まで一気に突っ走る感ありですね。
私の仕事も、本格的に動く季節となります。いいカエルの声が聞こえたらいいなぁ。

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