2013年5月10日金曜日

立夏 七十二候 5/10~14 ・次候



今日、平成25年5月10日は旧暦の4月朔日(1日)。
今日の大阪のお天気では月は見えませんが、今宵は見えなくて当然。月の満ち欠けがベースとなる旧暦の一日はもちろん必ず「新月」。
こういう「スタート」の日にはなんとなく背筋が伸びるのですが・・。

世間は寒暖が激しすぎて、昼間は真夏日なのに、夜明け前は零度という地域もあるようですね。
さて、立夏も中盤に入り、農繁期となります。

この時季の七十二候は
蚯蚓出「みみず出ずる」 ゆっくりと冬眠していたみみずがやっと目覚め活動し始めます。
二十四節気のひとつに「啓蟄」(けいちつ 今年は3月5日)というのがあったことを覚えておられますか。
冬眠から覚めて生き物たちが動き出すころとされていますが、みみずは2カ月も遅れてスタートということになります…。うらやましい…。
ただ、土から出てきたみみずの働きは、遅れを取り戻すかのように、土を耕し肥やしてくれます。
昔から、「みみずのいる土はいい土だ。」と言われるように、土を食べ、微生物や、有機物を消化し、糞を土へ排泄します。そうやって、土の中に新たな微生物が活発に働き、肥えた土になっていくとか・・。
だから、自然節理に沿ったみみずの動きを考えず、早く、短期間でお米を作ろうとすると、他の化学的な肥料がたくさん必要になるのだと、少し究極とも言える考えもあると聞いたことがあります。

また、こんな話を聞かれたこともあるのでは?
男の子は、「みみずに小便をかけるとオ〇〇〇〇が腫れるよ。」と。
上にあげたように、農地にとって、みみずは益虫。その大切なみみずに・・・・・・・と、いういわれと思っていました。まさにこの通りで間違ってはいないのですが…。
でも、最近になって、ある医学的な報告で、この理論は正しいのだと解明されたとか…。
研究されたことが不思議ですが、これ以上はここではちょっと書きづらいので、気になる方は調べてみてくださいね。。(笑)

少し、今日は暦話からは外れてしまいました・・。(ちょっと反省)

そろそろ、GWの疲れも取れたころ、うちの仕事もあちこちで動いています。
嫌な梅雨になるまでに、外回りをしておかないと、といつも思うのですが、気が付くと、夏が終わります。
ほんと、光陰矢のごとし。

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