2012年3月20日火曜日

春分の日

 この文章は昨日facebookに挙げたものの改定版です。


 今日3月20日は二十四節気の一つで、平成24年の「春分の日」
「日天の中を行て昼夜等分の時なり」 昼夜が同じ長さになる日です。
(実際は14分のずれがありますが…あまり細かいことはここではカット…)
暦の上では季節的な意味はないのですが…。

このような天文学的な日を「祝日」としている国は珍しく、実は前年に閣議決定だそうです。
ただ、宗教色の強い日で、仏教では前後7日間が「お彼岸」といい、この間にご先祖様の「お墓参り」をされたり、法要をしたりと。
私も昨日祖父母、父のお墓に愚痴ってきました。(笑)
キリスト教では春分後最初の満月の次の日曜日を「復活祭」としたり、
中央アジアやヨーロッパ、アフリカあたりも祭日、休日としている国が多いらしい。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言います。今年はまだまだ寒暖不安定なようです。
ただ、あとしばらくすれば、列島各地から届く桜便りが心を和ますいい季節となりますように…。
こういう少し先の楽しみを期待させてくれるのも、「暦・二十四節気」のいいところです。

初めまして

この春麗らの春分の日、少しチャレンジを始めてみました。

私は、筧 順子(かけひのぶこ)と申します。
現在は小さなカレンダー制作、製造会社を経営しております。
世間的には少しばかり珍しい「既製品カレンダーメーカー」です。
先代社長である実父の急逝から引き継ぐことになり、十余年となります。

物心ついた頃から「カレンダー」に囲まれていたこと、
祖父母からの「知恵袋」に包まれていたこと、
大学から今に至るまで公私ともに通った「京都」で四季を感じてきたこと、
短期、長期を含め、日本を離れる機会に恵まれ、異文化を知り得たこと、
そして、自分の手で、「暦」を伝える「カレンダー」を作ってきたこと、
このようなことが重なり、四季折々「暦」に関わることが生活の一部となり、
少しでも、拙い知識をさらに深めていくため、
まずは「書こう」と思い、このブログを始めます。

これまで、twitterやfacebookでは少し書いていたのですが、
やっと自分を「公開」することにも慣れてきたので、このあたりで、次のチャレンジです。

もちろん、私は天文学者でも、暦製作者でもありません。
あまりに当たり前のこと、ネットなどで調べればすぐにでもわかることを書いています。
ただ、この仕事についている自分自身への自己啓発でもあり、
また少しばかり、読んでいただける方の、心の奥に響けばいいなぁと思います。

あまりに浅学であるがため、間違った見解やお恥ずかしい文章となるやもしれません。
どうぞ、ご勘弁ください。

お時間があるとき、お付き合いいただければ、幸いです。
よろしくお願いいたします。

筧 順子