2013年6月6日木曜日

芒種 6/5~6/9 七十二候・初候

梅雨に入ったとは名ばかりなのか、来週にかけて、日本列島は晴れマークが並んでいます。
「梅雨入り」した模様…なんて言わなかったらよかったのにと、素人は思いますが。

さて、気候不安定な中でも、暦は粛々と動きます。
昨日65日は二十四節気「芒種」(ぼうしゅ)
麦を刈り取って、次に稲を植えて行く時季となります。
直前の七十二候で、「麦秋」が出てきたように、二毛作の入れ替えです。
特にこの節気は芒(のぎ )を持った植物の種をまくことを意味します。

そして、そんな田畑に、姿を現してくる昆虫がかまきり。
「芒種」の七十二候・初候は 
 二十五候「蟷螂生ず(かまきり しょうず)」
「蟷螂」(とうろう)とも読みますが・・。
この季節、昨年秋に生みつけられた卵からかまきりが生まれてきます。

かまきり・・・って久しく会っていない気がします。
かまきりの生まれるイメージは地面高くに生みつけられた卵がかえり、豆かまきりがわさっ~~と散らばる感じ。
また、成虫になると、生き抜くために、メスの方が体が大きく、オスよりも肉食性が高いらしく、メスがオスを食べてしまったり、と壮絶な生き様…。
そこから、「かまきり」というイメージが男性を迷わす「魔性の女性」にたとえられたりしますよね。私からは程遠い存在で、ちょっと羨ましくもありますが…。(笑)

と、どうも昆虫系話に疎い私は今回は短めに…。

次回は次節気・夏至に向け、蛍や梅実の時候となります。

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