2013年6月16日日曜日

芒種 6/16〜20 七十二候・末候



この梅雨の季節、いろいろすることがありますね。
大阪は昨日は久しぶりの雨。でも今日はまたまたいいお天気。各地いかがでしょうね…。
今年の梅雨はどこへやら…ですが、
水田には水が引かれ、田植えが行われます。
今日のように、梅雨の合間の晴れ間を見つけては、お布団を干したり、室内の空気を入れ替えたり、エアコン掃除をしたり・・・。
この季節は「カビ」の季節でもありますからね。
この「カビ」という漢字「黴」は「ばい菌」の「ばい」で、この梅雨を「黴雨」と書いて、「ばいう」というのも、あるそうです。
(でも、漢字が難しすぎることと、あまりきれいな表現ではないので、定着はしていませんが。)

ただ、ここ最近の「梅雨」は豪雨が続いたかと思うと、夏日が続いたりと、まるで、「雨期」のようです。というより、1〜2ヶ月も雨の季節が続けば、立派な「雨期」。
でも日本人って、農事や飲料のためには必要とわかっていても、気持ちが萎えそうなこういううっとうしい季節をちゃんと受け入れ、名前だけでも、風流に過ごせるネーミングをしていますね。

そう、まさにこの節気の七十二候の末候が
「梅子黄」(うめのみ きばむ)
この雨の季節を「梅雨」と呼ばせる由縁である、「梅」の季節。
まだまだ青かった梅の実がほんのり黄色に色付いてきます。

八百屋さんの店頭には、この梅の実と、焼酎やお砂糖、赤じそが一緒に並んでいますね。
梅酒を作ったり、シロップ漬けを作ったりと、忙しい季節。
私は昔ながらの、「梅干し」作りですね。田舎から、大量に赤じそをもらい、ちょっと手間ですが、天日干し減塩天然色で「梅干し」作り…。腐らせないように、がんばらないと…。

とはいえ、どんどん気温は上昇、もう来節気は「夏」のピークです。
うちわや扇子で涼をとり、十分なお水と少しのお塩とちょっと美味しいものを頂き、夏を乗り切りたいものですね。
うちの仕事はもう涼しくなった秋を想定。プレゼン試作を作っています。厳しいけど、楽しい季節です。

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