2013年4月22日月曜日

穀雨(こくう)と七十二候 初候


またまた、日が過ぎてしまいましたが、
4月20日は二十四節気の「穀雨」でした。詳しくは一年前のプログを読んでくださいね。
暦の上では、暖かな雨が続き、穀を潤すことから「百穀春雨」と呼ばれる雨が降る頃です。この季節に咲く菜種とあわせて、「菜種梅雨」とも言いますね。この雨の中、農家では種まきの時季となります。
 またこの「穀雨」の日から24日が、さらに詳しい暦である七十二候の初候
葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)」の頃です。
葭(あし)は葦とも書きますが、「ヨシ」とも言われます。
「ヨシ」はこの時季に枯れ木色の水辺で新芽が出て、一気に成長していきます。
昔から、すだれや屋根、紙などに重宝されてきた「ヨシ」の成長は春とともに生活に喜びをもたらすとも言われています。

 ただ、このところ、少し実際の気象と暦がかなりずれている気がします。もともと、旧暦で動いている二十四節気や七十二候を過ぎれば、新暦の季節も動くという、暦が少し先を走っているずれがあるものなのです。
しかし、ここしばらくはどうも、暦が一人歩きで、実際の天候はずれどころか逆行しているみたいですね。今日の大阪も朝夕はとても冷え込んで寒く、例年楽しみの「造幣局の桜の通り抜け」は満開ではあるようですが、この寒い中、今日で終わりなんです…。ほんと異常です…。
でもこれも自然現象…受け入れるしかないこと。そんな時こそ、私はもう少し、もう少し我慢強く待てば、暦通りの季節がやってくることを楽しみにしています。

私の仕事も焦らず、ぼちぼちと営業していきながら、「午年」のカレンダーを広めていきます。


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