2013年4月25日木曜日

穀雨 七十二候4/25~29・次候



先日は、「穀雨」らしく、春雨が降り…と言っても菜種梅雨のようにはいかず、かなりきつく降る時もあり、やはり暦通りにはいきませんね。
さて、草木の芽が伸び始め、
4月25日から29日は「穀雨」の次候
 「霜止で苗出ずる(しもやんで なえいずる)」の時季になります。
朝晩の冷え込みももう感じなくて済みそうですが。。。
稲の種をまき、芽が出て、苗代を作っていくという、米どころ日本らしい七十二候です。

この七十二候の元となる中国の七十二候では、この「苗が出ずる」ではなく、
「鳴鳩(いかる・いかるが・めいきゅう)其羽(そのはね)を払う」となっています。
七十二候の中には鳥を読んだものが多いのですが、
鳴鳩とは、一般的な鳩や郭公(カッコウ)とも言われ、羽をはためかせ、清める時節と言われます。
ここに挙げる「穀雨」の次候は日本用に編纂され、苗代を作る季節に置き換えられたようです。

さて、この週末からはゴールデンウィーク前半の連休です。関西はまずまずのお天気のようですが、私はやっと晩春を迎え、衣替えです。
カレンダー通りの休日で、30日からはまた仕事ですが、「穀雨」の末候について、書く予定です。
いい季節に動いていきますね。いい頃は短いもの…楽しみたいものです。


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