2012年6月5日火曜日

芒種


6月5日は 二十四節気の9番目の芒種(ぼうしゅ)
見たところ意味の分かりにくい節気ですが・・。
芒とは「のぎ 、イネ科植物の果実を包む穎(えい)」。
要は稲という籾殻にあるとげのような突起を持った植物の種をまく頃ということです。
「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」
今の農業事情はもう少し早くに米の種まきはしていますね・・。
ただ、この頃から、主食生産を担っている農家は忙しくなります。ぼちぼちじめじめする梅雨が始まるのですが、これも、お米のためには必須アイテムですね。
お米を主食とする日本では、この「芒種」の頃に、地域によっては「田植え」を神事として執り行われるところもあります。実りの秋を迎えるため、とても大切の時期と言えます。

実は、今日は日本におりません。時差の関係もあり、ブログへの書き込みが遅くなっています。
それよりも、この「暦」を書き綴るのには、やはり「日本」にいなくては、季節感ある表現が出てこないということに気づかされています。とても不思議な感覚で書いています。
世界中その国に見合った「暦」があり、それぞれ大切にされています。
今回改めて、日本の「暦」とは、日本人が日本人であるが故のものであると、強く感じています。
次回6月後半は間違いなく、日本で梅雨の盛りの頃に書いていると思います。

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