2012年4月7日土曜日

共にお祝い…灌仏会と復活祭


東の空高く、まんまるお月様が見えています。
 さて、明日、48日(日)は「花まつり」というのはご存知かと思います。
もちろん「お花」を「まつり祝う」ではなく、「仏教の開祖、お釈迦様の生誕」を祝福する仏教行事で、花で飾った小堂(花御堂)に小さな仏像をまつり、甘茶をかけ、お祝いをします。「甘茶を灌ぐ(そそぐ)」という行為から「灌仏」会(かんぶつえ)と言うとか。
俗称「花まつり」となったのは、明治初期、旧暦から新暦に変わった際、都・東京では、の満開の頃と重なるからだそうです。
もう一つお祝いは、以前「春分の日」について書いた時に少し触れたのですが、「春分の日」(H24/3/20)から最初の満月(H24/4/7・今日)の次の日曜日(H24/4/8)が「復活祭・Easter」です。
復活祭はキリスト教の中でとても重要な日で、キリストが死後三日目に復活された日を記念しています。(キリスト教の東西教会で多少の日のずれはあるようですが。)
日本では、あまり馴染みがないのですが、「Happy Easter」として、卵形のお菓子などを作られる方も多いとか。
今年はこの二つの「お祝いの日」が同じ48日となります。
2007年も同日だったのですが、次は何年後に一緒になるかはまだはっきりしていません。
世界の約40%の人(統計による、仏教徒数+キリスト教徒数)が、同じ日に、それぞれの開祖をお祝いするというおめでたい日となります。少し「暦」が細かく書いてあるカレンダーの明日の枠にはこの2つのお祝いが並んでいると思います。

この時期、当社は自社商品のカタログを作りますが、今年は例年とは違った印刷方法で作ってみようかと考えています。
さて、明日も「花冷え」のようですが、満開の桜の下、Easter Egg チョコレートを頂きたい。「お茶より団子」?!(不謹慎ですみません…)

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