2014年9月16日火曜日

平成26年9月15日 老人の日 敬老の日 


昨日、915日は「敬老の日」というと、なぜかしっくり感じたのは、私だけでしょうか。
2003年から実施された Happy Monday制度で、敬老の日が毎年第3月曜日となったのですが、今日は久しぶりの915日。
現在は、日本の祝祭日の上では、915日は「老人の日」でその週は「老人週間」となっており、従来の祝日「敬老の日」は9月第3月曜日なのですが、主旨は以前と変わらず、老人を敬い、大切にする日。
元々915日になったのは、戦後、ある県の中で、お年寄りの方々を敬い、知恵を拝借し村作りをしようという考えが起こり、農閑期でいいお天気の続く、9月の半ばつまり、915日としたとのこと。
始めは「としよりの日」という名称であったそうですが、全国に広まってから「老人の日」→「敬老の日」と改められました。
お知恵をお借りしようというのに、「としより」はちょっと失礼なお話しですね…()
この主旨は暦の五節句の一つ「99日 重陽の節句」と似ています。

また、「母の日」のように海外から入ってきた記念日ではなく、日本独自の記念日であること、また「こどもの日」「成人の日」があるので、「敬老の日」が祝日となったのでしょうね。

またこの日になったことには、もちろん他にも諸説あり、私が住んでいる大阪市内にある聖徳太子建立の日本最古の四天王寺の近くに、聖徳太子が「悲田院」を作られたのがこの日という説もあります。
「悲田院」という地名は全国にありますが、当時の畿内では、「悲田院」は中国・隋にならい、日本で初めての収容型福祉施設であったようです。
この「悲田院」はいまも町名として残っています。四天王寺のすぐそばで、古いお寺や文教地区ですが、「天王寺駅」という大きなターミナルを抱え、空を仰げば、日本一高い「阿倍野ハルカス」を見上げられる町です。

さて、今年は残暑の厳しさもあまり感じることなく、「秋」が来そうですね。来週には「秋分」がきますが、その前に、もう10月後半の気温になるとか…。これもどうかと…。
私の仕事はしっかり季節を追いかけ繁忙期となってきました。でも、時間を見つけて、また季節の移ろいを書きたいと思います。

寒暖の差が激しい日が続きそうです。どうぞご自愛くださり、「天高く馬肥える秋」を満喫してください。

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