季節とは正直なもの。。。これだけ猛暑で、空梅雨、ゲリラ豪雨と異常が続いても、ちゃんと秋はやってきますね。
でも、秋刀魚はまだまだ高いですね…。(笑)
さて、先週末、7日は二十四節気の「白露」でした。
秋が本格的に到来し、夜間の冷え込みから草花に朝露が降りるようになるとことを意味しています。
太陽が遠ざかっていくので、空もだんだんと高くなってきます。「天高く馬肥ゆる秋」ですね。
その「白露」の七十二候・初候が
四十三候 草露白(くさのつゆしろし)
草花の上に降りた朝露が、白く涼しく見える頃を言います。「白露」と同様、冷え込んだ夜間のために、露が降り、朝露が降りると、お天気がいいと言われます。
うっすらと白く見える様は逆に空気がヒンヤリとピ~ンと張り詰めたような澄んだ様子を想像させますね。
続く12日あたりから16日くらいまでの、次候は
四十四候 鶺鴒鳴(せきれいなく)
セキレイという鳥を見かけたことがありますか。私は鳴き声しか聴いたことがありません。「チチィ」と可愛らしく鳴くのですが、川の上流でないとあまり見かけられないようです。
そして、旧暦9月15日(固定)・今年は9月19日がお月見です。
この「白露」の次候から末候あたりに満月がやってきます。
すすきに、小芋さんとお月見団子をお供えします。
(私は関西の長く丸めたお餅にこしあんを帯の用に巻いたお月見団子が好きなんですが…)
来週連休が明け、17日頃から 秋分の日あたりが、末候は
四十五候 玄鳥去(つばめさる)
「中秋」の時季に、つばめは冬を越すために、暖かい南の地域へと帰っていきます。また来年の春先には日本に戻ってくるので、しばしの別れとなります。
いくら天候不順でもちゃんと、間違わずに日本を往復してくれますね。
また、「玄鳥」の候は4月の「清明」の初候 「玄鳥至」(つばめいたる)と対候になっています。
というわけで、「白露」を一気に書いてしましました。決して手抜きではありません。あまりに流れが一つなので、一気に書いてしましました…。
秋はどうも鳥の季節のようですね。
朝夕がめっきり冷え込み、雨の心配もなくなり、稲刈りが始まるこの頃、うちのカレンダーの仕事は佳境に入っていきます。
次の二十四節気・七十二候の頃には、悠長に季節を語っていないかも…ってそんなことはありません。
これは大切な私のライフワークですから。
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