2012年7月7日土曜日

小暑(しょうしょ)


小暑は二十四節気の第11番目。だいたい毎年この「七夕」の日に当たります。
今年のカレンダーも半分が終わってしまいました。7月に入り、カレンダーをめくってみると、急に「夏柄」になったと感じられた方も多いのでは・・?
梅雨明けが近づき、夏到来。暑さ本番となり、ぼちぼちセミが鳴き始めます。
「大暑来れる前なればなり」
この頃は集中豪雨が多く発生する時季でもあります。まさに、現在も各地に被害が出ていますね。心配です。
とにかく、暑さに負けないように、しっかり食べないと。
関西の夏と言えば、鱧[はも]ですね。鱧は「梅雨の水を飲んで美味しくなる」と言われるくらいですから、これからが本番。
大阪の天神さんや京都の祇園さんのお祭りの頃はほんとにおいしくなります。
上手に「骨切り」された「鱧のおとし」を梅肉で・・。
早速、昨夜は大阪の黒門市場で仕入れた「鱧」を頂きました。これからの夏の楽しみです・・。
・・・・ついつい食べる話になってしまい、「暦」を忘れておりました…失礼!!
さて、この小暑と同日が「七夕」
七夕は日本では昔、収穫の無事を祈り、機織りの女性が衣を神にお供えする行事を行っていたそうです。その風習に、中国の織姫・彦星伝説が結びついて今継がれているのが「七夕祭り」だといわれます。
そうそう、この小暑から立秋(次の次の節気)あたりまでを「暑中」と言い、暑中見舞いのはがきを出し始める頃にも当たります。
最近、「暑中見舞い」って書かれましたか。私は書かなくなったなぁ…。
郵便局の「かもめーる」も買ったことがない気がします。
手紙を書くのは好きなんですが、どうも、決まった時期に「はがき」を書くというのは苦手…。
でも、こんな情報過多高速の時代だからこそ、少しゆっくり手書きもいいのかも…。
各地、この週末はお天気が不安定なようなので、うまく天の川が見えるかどうか。
大阪は世間が明るすぎて、元々天の川は見えません・・涙。
ただ、今夜は想像力を働かせ、天の川があるつもりで、この季節に欠かせない、竹団扇(たけうちわ)を揺らしながら、ゆっくりと夜空を見上げてみたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿