2015年8月12日水曜日

平成27年8月8日 立秋 残暑見舞い  (8月12日)


先週末の88日は二十四節気「立秋」
四立(立春、立夏、立秋、立冬)のひとつで、二至(冬至、夏至)と二分(春分、秋分)の間を分けた日が四立です。
二至二分四立は暦をわかりやすく区分する日となります。

ただ、今年は残暑や立秋という言葉から想像できるような季節ではない今日この頃ですが、世間は「月遅れお盆」。13日に迎え火を焚き、15日が「お盆」、16日が送り火となります。
「月遅れお盆」ともいいますが、1か月前715日が「お盆」(新暦でのお盆)があります。

先日、私の会社にお電話がありました。
よくカレンダーを見ていると、7月に「お盆」と書いてある。これは間違いではないのか??と。
ご指摘ありがとうございます…。(よく気づいていただきました!!)なんですが。
通常少し暦の詳しいカレンダーでも、二十四節気などくらいしか載らないのが普通なので、見ておられたカレンダーには、7月のところに、「お盆」と記載されているだけで、8月には「月遅れお盆」との記載がなかったようです。

私にすれば、これはごく同然のことなのですが、興味を持っていただき、うれしくも思いました。
「お盆」は地域性、宗教色の強い暦ですので、各地さまざまです。
私の住んでいる関西圏では、もちろんこの月遅れの「お盆」が当たり前なのですが・・。
今でも、盆、正月だけは「旧盆」や「旧正月」という言い方やそれぞれの習わしが残っていますね。
お正月は11日と地球上で日が決まっているだけに、なかなか新暦を外すことはできないですね。

正しくは、「お盆」と称するものは3つあって、715日の新暦のお盆、815日の月遅れのお盆、そして旧暦715日(今年は828日)の旧盆です。
社会慣習からも、今はほとんどが815日前後を「お盆」休みとしていますが。

まぁ、2度も3度もあることは悪いことではありませんから、どちらも、故郷思い、ご先祖様を思い出すものですから、少し気持ちをゆっくりと過ごしたいものですね。

小さな秋はあちこちで見つけられるようになっていきます。愛でるもの、季節の変化が怖いものなど様々ですが、どうぞこの残暑を乗り越えてください。
私は、明日からお盆行事で、ご先祖様ご帰還のお相手です。(笑)

この次のブログ更新はきっと気持ちよい秋風が吹いている頃。私の来年に向けてのカレンダーの仕事が助走から奔走になっているころかもしれません。


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